2017年7月20日木曜日

reverberate

明日からです↓
-reverberate-
Eri Okamura solo exhibition 
7/21,22,23 (fri-sun)
11:00-20:00
@ ギャラリー イロ
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-37-7
吉祥寺駅より徒歩7分


今回は私もファンであるサンプラー奏者のBlahMuzikが企画してくれました。
この企画に伴い、一緒にCDを作りました。
私の記憶のコラージュを写真のように日記のように落とし込む版画作品は、
BlahMuzik の音楽に似ているなと思うことがよくあるので、こうして形に出来たことは本当に嬉しいことです。
彼の音楽を知る方にも是非見て欲しいと思います。
私にとって音楽は制作するにも生活するにも欠かせないものでもあり、音に促され生まれていった作品はたくさんあります。
音楽を絵に、絵を音楽に、違う媒体同士を変換したり重ねたりすると本当に世界が広がることを楽しむことは辞められません。


そして東京での個展は初となります。
東京は、
子供の頃、転勤族だった私にとって故郷と言える場所かもしれません。
そして吉祥寺は小学生の私を育ててくれた街でもあります。
バスや自転車でいつも遊びに行っていた頃がとても懐かしいです。
今は当時の風景とかなり変わったけど、やっぱりこの土地は特別に感じます。
そんな場所で、大人になって自分の個展をさせてもらえるなんて本当に恵まれているなぁ。と思います。
きっとまた忘れられない特別な思い出になるんだろうなと、(もうとっくになってるけど)興奮しています。

好きなことをやらせてもらえる環境に居ること、応援してくれる人が居ることに感謝します。

今回の個展はそんな気持ちを込めた企画になりました。
3日間の短い期間、そして猛暑の続く日ですが、良かったら気軽に来ていただけると嬉しいです。




2016年5月16日月曜日

-Printed- 後記

今回の個展は初めての作品集作りが私にとって新しい経験でした。

アートに興味が無くても、本に興味がなくても

作家に興味が無くても、手に取ってなんか気になる面白い
みたいな感覚になるといいなと思い作りました。
予想以上にたくさんの方の手に渡っていって
嬉しい感想もたくさん聞けて幸せです。
このスタイルにして本当に良かった。

本当にありがとうございます。

個展を企画し、作品集を制作してくださったiTohen/SKKY design

私の思いつくままにあげる案を形にしてくれました。

私の作風やスタンスを理解していただき
逆に自分自身の事を教えてもらうことも多々有り。
更に面白い案も打ち合わせの度に持って来てくださり
デザイナーさんご本人も楽しんでいただいて
こちらも本当に心地よく進める事が出来ました。

良いものを作ろうと限界まで頑張っていただきました泣

本当に良いデザイナーさんに恵まれたと思います。
感謝いたします。

何かを誰かと一緒に作るとき

良いものを作るぞーという真っ直ぐな思いを相手から感じると
想定以上のエネルギーがこちらにも出て来る。
逆にいうと、そうじゃないとしんどさは想定以上になる。
何か作る時は気持ちよく作りたい。
そうじゃないとやりたくない。
とても良いエネルギー交換が出来ました。

スタッフの方達も本当に優しくておもしろくて素敵で、気持ちが良かったです。


作品作りはもちろん、そしてそれ以外に展示に伴った様々なことから学ぶ事の多さに驚きます。


iTohenでは、好きな事をお仕事にしている人とたくさん出会いました。

普段出会えないような人達とも出会えて、視野が広がりました。

個展が終わってからもいろんな繋がりが出来て

昨日は、写真も取材も全て自らされて素晴らしい雑誌を作られている方に出会いました。
出会った瞬間「変態版画の人ですね!」とiTohenのあのきれいな空間で変態変態〜
と連呼されてむちゃくちゃ上がりました 笑
自分が思っているより、いきまくってる解釈されるとすごく刺激になる 笑
最高です。

こういうレスポンスが来たときは、自分に素直に作っていて良かったなと思えるとき。


私はたまたまそういうものを作っているけど、それを通して人と興味深い交換ができることが生活の中の歓びであり活力だなと改めて続けていく意義になりました。


関わっていただいた全ての方に、ありがとうございます。

終わって最高の疲労感=多幸感でした。



                 

                  
                   展示風景 








 




















 









 



 











 



 












                  
                   


                  作品集











 
















2016年4月29日金曜日

個展 -Printed-




去年、中崎町のギャラリーiTohenの初の開催となった公募展PACKAGE2015にて
最優秀賞をいただき、そして副賞として個展と作品集の制作をいただきました。










27日からスタートし、
あっという間に個展が始まり、今日で3日目。

既にシンクロすぎる出会いがあったり、
それぞれの見え方を教えていただいて、
新たな発見も得ています!
iTohenという場所での見えない力を感じずにはいられないです。

今回、DMというかフライヤーが手元にあまり無くて、
案内を直接お知らせ出来てなかったりしていて
SNSのみでの告知になってしまったりで心残りですが、
それでも来ていただけるのが本当に嬉しいです。
感謝します。

作品集も200部限定で制作しています。
1ページ1ページと丁寧に向き合って作りました。
とても有意義な作品集作りでした。
気の遠くなるような手作業もありましたが、
見るたびに新しい発見があるような作品集を意識して作り、
そして形にすることができました。
間違いなく濃密な内容となってますので是非手に取ってみていただきたいです。








本当に、毎度毎度勉強になることばかり。

そして理想と自分の性質との違いを痛感させられるのも、
本当に良い意味の諦め、というか認めることの大切さも
知らされます。

まだまだ前半。
そして明日はオープニングレセプション!
もう10年以上の友人である夫婦に美味しいケータリングをお願いしました。
3年程前に閉店した上本町のハーブとスパイスのかわいいご飯屋さん
puttuさんです。
いまだにここのフォーがNo.1!
といっても明日はフォーは出ませんが、立食出来る美味しい軽食をお願いしています。
どなた様でもご参加できます。
ドリンクとフードで参加費1000円ととてもお得ですので是非!
18:00〜19:30です。


来てくれる方達とのお話がすごく楽しみです!



岡村 絵理 個展
-Primted-

〜5月8日(日)
11:00〜18:00
※月、火休み

30日(土) オープニングレセプション
18:00〜19:00 フード:puttu

会場:iTohen http://www.skky.info/itohen/gallery/index.html
住所: 大阪市北区本庄西2丁目14-18 富士ビル1F
電話:06-6292-2812





2016年3月22日火曜日

meltlim 後記

meltlim
中島 早矢香 / 岡村 絵理 2人展

お越し頂きました皆様、ありがとうございました。


今回の展覧会は、
今有る作品を額装し、枠にはまった作品が物となり、何も無い場所ではなく
少し人間の生活の匂いがするような場所での展示を試みる展覧会でした。
そして、兼ねてから、
お互いの言葉にするには難しい部分での感覚を共有きてきた中島さんの写真作品たちと
どんなふうに溶け合うのかという展覧会でした。
今回はスペースも展示品も小さく、当初のイメージとして始まるまでの準備などの動きも小さいものを想像していたけど、全然想定外だったり、ゆっくり自分自身も味わう余裕ということの重要さをまた確認しました。

人との関わり、その場所との関わりについて、また深く感じ取る経験となりました。
人が観に、会いに来てくれる度に、暖かい気持ちが倍増する場所でした。
会場のZAZIE hairさんの内装が本当にとても素敵で、スタッフの方々もとても暖かい方達で、気持ちよくできました。
そして、またあの場所が好きになりました。

展覧会をすると、来てくれた人達とお話する時間の幸せさ、そして、
ま〜だまだ未知なことばかりだなと痛感します。
今回、関わって頂きました全ての方々に感謝します。

次は、4月27日から5月8日まで、ZAZIE hairさんと同じ並びにあるiTohenさんでの個展になります。

また新しいものとなると思います。
よろしくお願いします。






















































いつものノリを私たち2人が出会った頃に出会った友人が撮ってくれてなんだか1番記念になった写真笑






使い捨てカメラの良さ。



2016年3月19日土曜日

ECHOES//











    ECHOES 3.11


1週間前のdeep&funnyなパーティーECHOESで、作品を制作しました。

ENITOKWAさんのライブに合わせて、コラージュ、ステンシル、ペイントなど交えて
やりました。
普段便利な工房での制作に慣れているので、どうなるか未知すぎて興奮しましたw
持って行けるだけの道具は持って行ったのに、実はメインで使いたいな〜と思っていた道具を忘れていっていたという笑
(私を良く知っている人は全然不思議じゃないと思う。)
制作最中は、自分の中で繰り広げられる壮大なドラマを見ている感じが面白かった。

普段ではしない大胆な動きも出来てしまうライブの面白さ。
で、やっぱりこの版画rootsな作り方は面白い!
自分に合っていると思ったな。

そういえば、6年位前かな?
伝説のパーティーMAZENTAの第1回目の時も、ペイントと布のコラージュで公開制作したなぁ。
その時と同じ感覚があったなー。
表層と根っこは違うけど、中間の部分が同じ感じ。
そして、いつもやっぱりその時の自分がダイナミックに隠れず出る。




















































2016年2月29日月曜日

- meltlim -

明日から、2人展  meltlim が始まる。

場所は、お世話になっているiTohenさんからご紹介して頂いた、
(同じ通り沿いにあります)
ZAZIEhairさん。
ZAZIEhairさんには小さな展示スペースがあり、オーナーさんも絵や写真が好きとの事で、
お店の内装や什器のデザインが素敵で、気に入ってしまった。
そして、ちょうど良い場所が見つかったらしようと目論んでいた友人との2人展と頭の中で繋がって、即お話を持ちかけると、
是非!と言っていただけた!

その友人とは中島早矢香という人。
私は彼女の視点、写真、センスが好きで、
日常においてなんて事無く選ぶ些細なものひとつひとつにナイスセンスを感じる。
そんな人とはやっぱり何か一緒にやってみたくなる。
5年程前、私がまだ布を媒体として作っていた頃にも、
彼女の写真コラージュと私の布でコラボ作品を作ったな。
今でも気に入ってる。
その頃とはお互いの生活も変わり、限られた時間の中で開催するまでに至る事ができた。


そしてDMも私にとってspecialなものが出来た。
信頼している岡本亜美デザイン。
彼女の視点もいつも遊び心があって、ナイスセンス!
大満足に素敵でおもしろいデザインをしてくれた。
大好きだしなんか落ち着くしあったかいし最高のDM。







 私の一番好きな場所、自分の部屋は大好きなものでいっぱいにする。
自分が気分良く居れるように、狭くても少し気を利かせたりして、
特別な場所に行かなくても大好きな絵や音楽や映画などは自分のスペースに所有したい。
芸術作品といわれるものは、私にとって日常だから、生活の中に自然と有るものでもある。
そう言った意味で今回のZAZIEhairのようなさりげなく気の利いた空間で、
私の絵は、ものとしてどう写るのだろう。
といった試みです。
そして、額縁に入った作品がどう空間に溶け込むのか。
共通感覚をもつ2人の作品がどう溶け込むのか。
2つを同時に味わう事となる私にとって贅沢な試みです。





大通りに面していて、
展示スペースはカットスペースと分かれていて入りやすく、
小さなスペースだけどゆったりとした空間。
みんなふらっと来てくれたらいいな。


- meltlim -

中島早矢香/岡村絵理 2人展


3/1(火)-13(日) ※月曜休み
火-金 11:00-20:00 土日祝 10:00-19:00

ZAZIEhair
大阪市北区本庄西 1-12-23 ヨコタビル1F
06 6377 7000










2015年11月10日火曜日

今いる場所

イメージが止まらなく、そのイメージを形にしたくて自分の持っているやり方で形にしていく。
イメージに向かってただ作るという作業は途中で断念しやすくて、
やっぱりそれまでの行程が楽しいからやっていける。
その瞬間瞬間が楽しいから、結果が当初のイメージと違っても、
満足できる。
作る事がおもしろい。

こんなに好きな事でも、この場所がないとできてなかった。

時は一瞬も止まらず流れていて、それは当然の事でどうあがいても変えられない事。
永遠に体が20歳で居られるのが不可能なのと同じ。
この場所にずっといたいけど、いつかはその場所から卒業しないといけない。
ずっといられないなら変化を楽しもう。
変化はチャンス。ピンチはチャンス。
新しい形を楽しもう。
自分が今まで得てきたものは変わらない。
ならば全然怖くないな。

版画が大好きになった。
だけど工房に行かないとやれる範囲が一気に狭まる。
だからいつでも版画が出来るわけじゃない。

だけど、版画を好きになった根っこにあるのは
この技法や経験を通して自分を知れた事。
他人との関わり。
それらの経験は全部失う事はない。
それらの財産を引っさげて、次に私に出会ってくれるものは何やろう?
もっともっと自分をワクワクさせてあげよう。
ワクワクしてたら失うものは何も無いな。
まあ、万が一失っても後悔は無いな。

私にとって版画は写真であり、デザインであり、造形であった。
あー大好き版画。
版画からもらったものからこれからもどんどん面白い新しい事に出会えるんだな。
なんて幸せな事なんだ。


このあいだ、19歳の人に、何でも質問してくるところが変わってて面白い人ですよね。
と言われた。笑
何も考えずに言葉が出て来てるんやな。
不快ですか?と聞いたら、
面白いです。
と言われたのでとりあえず良かった。
わからない事を知りたいというよりも、ただの会話やと思ってた。
ただ楽しいから、そうしているだけだったのだけど、
ジェエネレーションギャップというものなのかもしれないな。
疑問に思った瞬間みんなスマホでささっと調べるのが早い。
だって人に聞いて、間違った答えを教えられたらどうするんですか??
って言われたけど、そんな事全く考えた事なかった自分に気付きました。
んーでも考えてみたけど間違った答えだとしても別にいいみたい。
なぜか、やっぱりそこはどうでも良かった。
きっとやっぱり話したいんや。
間違った答えが帰って来ても良いやり取りってなんなんやろ笑
やっぱその場のコミュニケーションなんやろう。
その人とコミュニケーションしたいだけ。
したくない人だったら質問しないもんね。
好きな人にはついおしゃべりになってしまう。